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須賀 新一*; 市川 龍資*
保健物理, 35(4), p.449 - 466, 2000/12
原子力安全委員会の指針「原子力発電所等周辺の防災対策について」における飲食物摂取制限に関する指標が、1998年に改定された。改定指標では、従来からの放射性ヨウ素に対する指標の見直しに加え、チェルノブイル事故後の環境汚染が問題になった放射性セシウムについて指標が設けられた。また、再処理施設等を考慮して、プルトニウム及び超ウラン元素の核種についても指標が設けられた。本報告では、改定指標の解釈とその算定根拠等について解説するとともに、飲食物の分類に対してとられた考え方、放射性セシウムに放射性ストロンチウムが伴うという取扱いなどについて説明した。
吉田 芳和*
JCAC, 17, p.23 - 38, 1989/00
西側とくに我が国の原子力発電所においては、チェルノブイル原発事故と同様な自体になることは極めて考え難いとされているが、各国並びに国際機関においては、今回の事故を契機として原子力施設の一層の安全確保及び緊急時計画の充実について検討が行われた。ここでは、チェルノブイル事故による放射能汚染の状況と放射線影響並びに環境・防災に関する検討課題について原子力安全委員会のソ連原子力発電所事故調査報告書のほかIAEAやOECD/NEAの報告書等に基づいて述べるとともに、防護対策等の主要課題の検討動向を紹介する。